奨学金は消費者金融より悪質?利息の高さだけでは語れない奨学金の怖さ

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奨学金

2013年11月22日
大学に行くお金がない場合、日本では「奨学金」による融資制度が設けられています。
しかし、奨学金にはさまざまな問題点もあるようです。

週刊金曜日ニュースにて、面白い記事が取り上げられていたのでご紹介します。
この話題の発端は、反貧困全国キャラバン2013にて中京大学の大内裕和教授が話した内容によるものです。

奨学金は主に2つの枠に分かれます。
1つめは、成績優秀者など一部の人だけが利用できる「第一種」。
第一種の奨学金は無利息で借りられるので、問題はありません。

しかし、多くの人は「第一種」の奨学制度を利用できず、「第二種」から融資を受けることになります。
この、第二種による融資で金利3%で毎月10万円を借りた場合、返済総額は646万円となり、完済までに20年かかる計算になります。

返済金額は毎月27,000円となり、奨学金を利用した学生が非正規労働だった場合、毎月27,000円の返済は大変難しいものであると教授は指摘します。

二人で1,300万円の借金?

また、奨学金制度は返済の順序が「延滞金 → 利子 → 元金」の順番なので、ある程度まとまった金額を返済できない場合、いつまで経っても元金が減らないことになりかねません。

そして教授は、「奨学金を利用した大卒夫婦二人が結婚した場合、夫婦で1,300万円近い借金を抱えることすらある」といいます。
二人で1,300万円の借金とは恐ろしいですね。。。

実際は学生ローンであるのに「奨学金」という名前によって勘違いして借りてしまうケースもあり、教師や親もその実態についてよく知らないことが問題だと、高校教師の新原さんは指摘しています。

また、聖学院大学の柴田武男教授は、奨学金制度を運営している「学生支援機構はサラ金よりも悪質」と語っています。

学生支援機構の奨学金による2010年の利息収入は232億円であり、そのうち37億円(約15%)が延滞料によるものなのだとか。
知識の乏しい学生に対して、長期間のローンを組ませる奨学金は、考え方によっては消費者金融よりも恐ろしい存在なのかもしれません。

【参照】
日本学生支援機構の利息収入は232億円――奨学金はサラ金よりも悪質

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